【 期待のルーキー 】◆◇◆ haven / between the senses◆◇◆◆へイヴンを知ったのは四年ぐらい前かな。。。 とにかくこのファーストには驚いた。 これが新人の出すアルバム?って感じで。(今もう新人じゃないけど(笑)) 完成度がめちゃくちゃ高い。 ベース、ギター、ヴォーカル、全部、最高。 自分たちのサウンドをファーストから確立している。 最近、久々に聴いてみたけど、良いね。 時代に左右されない、いい曲たちばっかりだ♪ さすが元スミスの伝説のギタリスト、ジョニー・マー師匠の子分たち(笑) マー師匠はレコーディングにも参加してるし。。。 ずるいな(笑)反則だ(笑) まあともかくこのアルバムは最高。 M1からM9までは完璧だと思う。 UKロックの真骨頂って感じで。 その後はゆったり癒し系。 ちょっと収録時間が長いのが欠点だな。 しかししかししかし! その欠点なんか吹き飛ばすぐらい、どの楽曲も素晴らしい。 俺はやっぱ、M3の【say something】かな♪ M5もM7も。。。あっ!M4も。。。あー全部いいんだ! でも日本はファンが少ないからね。。。宣伝しないと(笑) 増えろ!ファン! 【haven】知らないと、人生損すんぞ(笑) オススメです♪◆ ◆◇◆ motor ace / shoot this ◆◇◆ ◆モーターエース。。。知ったのは二年ぐらい前か。。。 最初はOASISのノエルが大絶賛してたから買ってみたけど。 あんま期待してなかったな(笑) しかし、そんな想像とは裏腹に、こいつら。。。良い! ジェット、リビングエンド、ヴァインズといい、 オーストラリアはいいバンド多いな。 オーストラリアはUKとUSの良いところをうまく吸収してるんじゃないかと思う。 ちょうど真中の国だしね(笑) この作品は買った当時かなり聞き込んだ覚えがあります。 最近、セカンドがでたこともあって、もう一度聴いてますが、 新人にありがちな最初だけ良いって感じじゃなくて、 いつ聞いても良い、タフなアルバムだってことに気づきましたよ♪ こりゃセカンドも早く買わないとな。。。楽天で革ジャン買ってる場合じゃないですね(笑) 一曲目はノエルが絶賛しただけあって、名曲です。 全体的な完成度も◎ 俺は個人的に三曲目と九曲目と十二曲目が素晴らしいと思う。 特に十二曲目の(siamese)にはやられた。。。 新人のくせにここまで渋くて壮大な音を鳴らすバンドはなかなかないと思う。 こいつらまだ若いよ。。。大化けしそうな予感がします。 最近のバンドはニューウェーブだかなんだか知らないけどあんまはまらないんだよね。。。 モーターエースは王道系なのに、ここまでカッコ良い。 あんま最近いないぜ? 今後に期待! オススメです♪◆ ◆◇◆ RAZOR LIGHT / UP ALL NIGHT ◆◇◆ ◆10年後の名盤の予感。 曲自体がセンスの塊で、M1の出だしやドラミングなど既にその辺のバンドとは一線を画している。イイよ!イイ! ボーカルのうまくはないけど情熱的な歌い方、好きなんだよな。。。 あとM8のGolden Touchはハマる。 この曲なかったら、このCDは買わなかった。 去年、なんかのフェス、大自然の中、ギター一本で、黒人たちに囲まれながらこの曲を演奏している姿が頭から離れない。。。 この衝撃は最近のバンド勢にはないよ。 こいつらは本物。 ライブも観たけど、最高。 これほどシンプルでオーソドックスなロックンロールサウンドを聴いたのはひさしぶり。 オーソドックスと言っても悪い意味ではない。 「普遍的でカッコいい」サウンドだ、という意味。 私が思うに、これは非常に人間的なロックアルバム。 ストロークスよりももっと「ロックの原種」的なロックンロール。 きっちり作り込まない方が逆にいい、ロックでしか表現できないアートがここにはある。 でも決して古臭くない。 彼らは独自の音楽性を手に入れようとしているんだ。 応援してやって(笑) 最高なんだから。◆ レイザーライト/アップ・オール・ナイト/¥2,427 ◆◇◆ THE VINES / HIGHLY EVOLVED ◆◇◆ ◆ただいま、長期の活動休止、もしくは解散までが心配されていたオーストラリアのバンド、ザ・ヴァインズのファーストアルバム。 これヤバイっしょ、フロントマンのグレイグは凄い才能の塊。 俺の中ではoasisとかverveを聞いたときと同じ位の衝撃だった。 このアルバムは、はじけっぷりと繊細さが同居している。。。すごい。 まさに紙一重。 すごい荒削りで、ボーカルの声も荒い(でも、それがいいんだよ!この声を待ってたんだ。荒いんだけど、繊細で、心にがつんと染みる声。) ドラムなんかもっと頑張って欲しいって思っちゃったけどさ(笑) この作品は素晴らしいよ。 ヴァインズは【GET FREE】みたいな最高にぶっ飛べる、奇跡的な曲を書けるバンドなんだ。 俺はこいつら大好き。 フロントマンのクレイグ・ニコルスが自閉症の一種であるアスペルガー症候群(軽い自閉症ともいえる神経障害です。ASを患う人は、一般的に並外れて知能が高い(そして異常なほど音楽やアートに興味を持つ)が、一般社会に適応するのが難しく、傲慢だとか反社会的だと非難されることが多いのです。また彼らは、変化に適応することができず、慣れ親しんだ日課や環境に安心を見出すよう」)を患っていることが明らかになり、ああ。。。もう駄目だ。。。 また好きなバンドがいなくなるって思ってましたが(笑) ただいまサードアルバム製作中のこと。 ヴァ―ヴのように奇跡のサードアルバムを創ってくれるような気がしてしょうがない。 復活を! またあの興奮を!◆ 【CD】ハイリー・イヴォルヴド/ザ ヴァインズ ◆◇◆THE ZUTONS / WHO KILLED......THE ZUTONS ◆◇◆ ◆ソウルフルだなー この一言に尽きる。 黒人ほどの声量はないのだけれど、このチープさが逆に聞きやすく良い♪ 死んだ音楽を甦らせて蘇った死人のフリをしてみせるなんてなんてナンセンス!(笑) ビーチボーイズ、リトルフィート、キング・クリムゾン、60年代ロック、70年代ロックの良いとこどり。 それがズートンズのサウンド。 このサウンドを一言では言えないんだけどもね。 なんつーんだろうなぁ、60年代の雰囲気を醸し出しながら、ファンクでパンクで、いや、パンクは薄いな、あとは怪しいサイケな香りがプンプンで、メロディーが凄く哀愁を帯びてたりしているようなロックンロール。 ドアーズとかペイブメントのような感じもあったりすんだけど、ほんとに独特な音。 まさにゾンビ・ロックやな。 なんかずるい感じがするが・・・ しかし様々なサウンドをミックスし、現代風にフューチャーした彼らはやはりただ者ではないのである。 ボーカルの人はこの系列のスタンダードである老け声だけど、所々伸びやかさと艶が覗かれてなかなか。 痺れるイントロのM1、グルーヴ感たっぷりにテンションの上がるM2、サックスとカッティングが素敵なM8、いかにもなM12、らしくないけど良く歌えてるM13、M2と同じよなコーラスでスパイ気分なM14などなど、粒揃いで◎ でも、一番の曲は「プレッシャー・ポイント」 「圧力、圧力、圧力」と叫びまくるわけわからん歌詞は最高ですわ(笑) しかし、後半はややだれる。 パクり感が充満して、聞く人をいらいらさせるかも。 そこは新人バンド、これからの成長に期待っす。 しかし、軒並みでてくる新人の中でも、面白さは群を抜いている。 フジのズートンズのライブの時ステージ脇にてミュージックのロブがノリノリで踊ってたらしい(笑) みたかった。。◆ ズートンズ/誰がザ・ズートンズを殺ったのか? ◆◇◆ arctic monkeys / I Bet You Look Good On The Dancefloor ◆◇◆ ◆今日は機嫌がいいので、とっておきのバンドを教えましょう(笑) ネット詳しい人はもう知ってるっと思うけど、このバンドはやばい。 もう年末なんで、2005、今年のベストシングルをあげるなら、これっきゃない。 もう、もう、もう、かっこよすぎる。 アルバム、シングルも出してない頃から、ライブはすべてソールドアウト。 異常なまでの人気を誇っていた、アークティック・モンキーズのファーストシングル(アルバムは一月末という極秘情報あり♪) アークティック・モンキーズは英国シェフィールド出身の4ピース・バンド。 UKでは「ザ・リバティーンズ+フランツ・フェルディナンド」などと評されているよう。 キャッチーなイントロで始まり、自然かつ早急な変化で本編へと突入していく。 パンキッシュな曲はパンキッシュに、ダンサブルな曲はダンサブルに。 これぞUKインディーのヴォーカリストって感じのラフなフィーリングで歌うヴォーカルと、その逆にタイトにきっちりと運ぶリズム隊も魅力的。 そして泣きの入った湿度の高い美メロも書ける。妙にエロっちぃ曲も書ける。 ロックに必要なリズムとメロディとヴォーカルの3要素が揃っていれば、そりゃあ大ブレイクは当然の結果と言えるっしょ。 作品をほとんどリリースしていないにも関わらず、UKで行われるライヴは発売と同時にソールド・アウト、そしてライヴでは恒例のように大合唱。 その背景にあるのはインターネットを利用した楽曲の無料配信。 彼らはリリース前のデモ音源をilovethesheriff.comなどのサイトでバンド公認の元に無料配信(ドミノとの契約後に配信停止?)、その楽曲の良さが口コミで広まり大ブレイク。 従来のマーケティング・ルールを無視した彼らの成功例が今後の業界に影響を与えることは必至。 商業主義メジャーを苦しめている(と、大手レコード会社が主張している)インターネットの存在も、音楽主義インディーや無所属アマにとっては作品を自由に、かつ安価に頒布できる媒体であり、アーティストに才能があればその宣伝効果と収益は絶大。 良質なアーティスト&楽曲にとって、インターネットはコンパクトディスク以上のパートナーとなるんよ。 そう言った意味で、アークティック・モンキーズのブレイクの仕方は、21世紀において実に典型的なブレイクの仕方と言えるんだなー、これが。 まあ、とにかくぶっ飛んでかっこ良いから聴いてみて下さいよ♪◆ ジャンル別一覧
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